腸が元気になるエクササイズとマッサージ
たった5分早起きするだけで便意が起こる!
朝に弱い人ほど、便秘になりやすいって知ってますか?理由は、ギリギリまで寝ていると、腸が目覚める前に家を出て、そのまま仕事についてしまい、ついついトイレに行きそびれてしまうからです。
実は朝は、1日のうちでもっとも便意が起こる時間。ここでエクササイズをすると、腸が刺激されて、さらなる便意が起こりやすくなるのです。たった5分だけでいいので、腸へのモーニングコールとして、エクササイズの時間を設けましょう。目が覚めたら、まずは思い切り背伸びすることから1日をはじめてください。起きると同時にエクササイズをしたくなったら、しめたものです。
いつの間にかくびれも出来る!
腸へ働きかけるエクササイズは、腹筋、腸腰筋といった筋肉を使う動きが効果的で、この部分を鍛えると、腸のぜんどう運動が高まって便秘解消につながります。また、腹筋、腸腰筋は、使うほどにおなか周りの脂肪を撃退するので、いつの間にかきれいなウエストラインになれるというおまけまでついてきます。便秘が治ると同時に、くびれまでゲット出来るなら、やらない手はないですね。
手が空いたときのマッサージを習慣に
マッサージも腸内環境の改善には有効です。主にお腹や腰など、腸に対して効果的な部位のマッサージを習慣にしてください。毎日定期的にカラダの外側から腸へ働きかけると、腸も反応してくれます。入浴中や移動中など、手が空いた時間をうまく使って毎日の習慣にしましょう。
ちなみに、ぽっこり腹子はベッドとトイレにいるときをマッサージタイムと決めて、習慣化に成功しました。最初は少し面倒くさいですが、1ヶ月程意識的に行っていれば、いつの間にかマッサージするのが癖になるので、まずは1ヶ月間続けてみて下さい。
テレビを見ながら簡単ツボ押し
人間のカラダには、約360か所ものツボがあると言われています。そして、便秘に効くツボも存在します。どんどん押して、腸を刺激してください。時間を無駄なく使いたいなら、テレビを見ながらなど、ながらツボ押しがおすすめ。手が空いたときのすき間時間をうまく利用しましょう。
合谷(ごうこく)
親指と人差し指の骨が交わる内側の部分です。反対側の手の親指と人差し指で、はさんで揉みほぐしましょう。
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○のところが合谷です。 | 親指と人差し指ではさんで揉みほぐします。 |
神門(しんもん)
手首の関節部分の小指側です。骨と筋のくぼみを、親指を立ててグリグリ押してください。
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○のところが神門です。 | 親指を立ててグリグリ押します。 |
どちらも左右両方とも行ってください。1か所につき3~5回行うのが目安です。