実はよく分かっていない便秘の仕組み | 楽して毎日スッキリ!ぽっこり腹子の便秘解消法!



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実はよく分かっていない便秘の仕組み

便秘を引き起こす原因は大きく4つにわけられます。知っているようで知らない便秘の仕組みをちゃんと理解して、効果的な対処法を実践しましょう。

腹筋が弱くて便を押し出せない

腹筋のチカラが足りないことも便秘を引き起こす原因の一つです。これは女性が男性に比べて便秘になりやすい理由でもあります。十分な圧力をかけて便を押し出すためにも、腹筋力はとても必要なのです。

腹筋は、鍛えれば鍛えるほどつきますが、その反面、意識しなくなるとみるみる衰えてしまう箇所です。運動不足を自覚している人は、すぐにでも腹筋運動を取り入れてみてください。1日ほんの5分程度の運動でも、断然違ってきます。シェイプアップ効果も期待できるので、便秘解消と同時に美しいスタイルも手に入れることができますよ。

また、日頃から背筋を伸ばすだけでも腹筋が鍛えられます。歩くときや座っているときに、お腹をひきしめるようにして姿勢を正すことを意識してください。スタイルもよく見えるので、おすすめです。

水分不足で便がカッチカチ

水分が不足すると便がかたくなるので便秘の原因になります。たっぷり水分を摂っていれば、腸内に水分がキープされるので、便がしっとりやわらかくなって出しやすくなります。

たくさん汗をかいたときは要注意です。特に真夏は熱中症にもなりやすいので、十分気をつけて水分を摂るように心がけてください。のどの渇きを覚える前に水分補給をすることがポイントです。

そしてスポーツをする方も、忘れずに水分補給をしてください。日頃から運動する機会が多く、運動不足でもないのに、何故か便秘が治らないという方は、水分が足りていないケースがほとんどです。汗をかいても、のどが渇いていないからといって、水分を摂らないのはNG。少しでも汗ばんだと思ったら、必ず水分補給をすることが大切です。

また、排便を我慢したりして腸内に便が長い時間とどまると、便の水分がさらに奪われるため、ますますカチカチになって出にくくなってしまいます。便は水分が含まれているうちに、すぐに外に出すようにしてください。これが腸内環境をととのえるコツです。

食物繊維が不足しているからそもそも便が作られない

人間のカラダは、便が作られれば、自然と便意を感じるように出来ています。つまり便意をもよおさないのは、便の量が足りていない証拠。便の量を増やすためには、便の材料である食物繊維を摂ることが必要です。食物繊維を摂ると、水分を吸収して便がやわらかくなるので、便を外へ押し出すための「ぜんどう運動」も活発になります。

十分な量の食物繊維を摂るには、まずは3度の食事をしっかり摂ること。太ることを気にして、食事を抜いたり、ダイエット用のクッキーやビスケットで1食をすませたりすることはできるだけやめた方がいいです。便秘を解消しつつダイエットのことも考えるのであれば、白米を玄米に変えることをおすすめします。玄米なら、白米よりもビタミンやミネラル、そして肝心の食物繊維が効率的に摂れますよ。また、白米よりも硬くてよく噛む必要があるため、満腹中枢が刺激され、自然と食べ過ぎも防ぐことができます。

ストレス・加齢・便秘薬

便秘にはストレスも大きく関係しています。たとえば、旅行や出張などで便秘になってしまう場合がありますが、これは環境の変化で、神経に負担がかかり、ストレスを感じたことが原因なんです。このケースを経験したことがある人は、帰宅してほっとした途端に便意が起こるということがよくあると思います。リラックスできる環境に帰ってきたことで、環境の変化によるストレスが解消され、便秘が改善するということは、まさにストレスが便秘を引き起こすということを証明しています。

また、加齢とともに便秘に悩まされるようになる人も多くいます。これは年齢を重ねるとどうしても腹筋が弱まり、さらに大腸の筋力も衰え、ぜんどう運動が低下してしまうからです。しかし、加齢による便秘は、エクササイズや食事の見直しで十分に改善できるので、あまり心配しなくても大丈夫です。

そして薬についても、使い方次第で症状を悪化させる場合があります。安易に市販の便秘薬を使うと、だんだんと自力で排便できなくなっていきます。大腸を刺激して排便をうながす下剤は、使い続けると腸が薬に慣れて効き目が薄れてくるため、徐々に服用量が増えていく恐れがあります。すると腸の機能はどんどん衰えてしまい、さらに下剤の服用量が増えるといった悪循環が繰り返されてしまうのです。また、漢方薬ならカラダにやさしいだろうと考えるのも間違いです。センナ、大黄(ダイオウ)、アロエ、など、生薬の中には、腸を強引に刺激するものもあります。これらは下剤とほとんど変わりありません。便秘薬を使用する際は、服用量に注意し、胃腸の状態にあったものを選ぶ必要があるため、薬は自己判断で購入せず、医師の診察を受けた上で使うようにしてください。

大切なのは、頻度よりもすっきり感

便秘には「○日間排便がなければ」というような日数の基準はありません。大切なのは不快感があるかどうかです。たとえ毎日出ていても、量が少なくすっきりしなかったり、過度にいきまないと出なかったり、おなかが苦しいと感じる場合は便秘と言えます。反対に4~5日出なかったとしても、力まずすんなり出せて、出した後にすっきり感があるなら大丈夫!おなかに張りがなく、快適であるなら便秘とは言いません。

人それぞれ体質が違うように、排便のリズムにも個人差があります。それぞれに合ったペースで出せばいいのです。もちろん、1日1回、決まった時間に排便があるのが理想ですが、ごはんが美味しく食べられて、活動的に元気に過ごせるなら問題ありません。いつもすっきりした感覚があれば大丈夫です。

次のページでは本当は怖い便秘の落とし穴について解説します。「病気じゃないから大丈夫!」その思いが取り返しのつかないことに…。手遅れになる前にちゃんとした検査を受けましょう。