女性が便秘になりやすい理由
ついつい外出先で便意を我慢しちゃう
女性は、自宅以外のトイレで排便することに抵抗のある人が多いです。学校、職場、デート中など、トイレに長時間入っていると、大便だと思われてしまうという羞恥心からついつい我慢しがち。便が腸内に長くとどまるといずれ慢性的な便秘になってしまいます。便意を我慢してしまう人は、自分の行動範囲の中で、入りやすいトイレを把握しておくなど、外出先でも排便できるように意識していきましょう。
そして何より大事なのは、排便することを恥ずかしいと思う気持ちを捨てること。排便は生きている以上、誰もが起こる生理現象。たとえどんなにきれいな人でもです。だから、恥ずかしがる必要なんて全くありません!したくなったらすぐにトイレへ。遠慮は無用です。
スイーツが欠かせない食生活
女性は男性よりも甘いもの好きが多いそうです。理由は諸説ありますが、女性ホルモンが関係しているみたいですね。「デザートは別腹だから」と言って、食後に甘いものを食べる人ってたくさんいると思いますが、ぽっこり腹子も食後のコーヒーとデザートがいまだに止められません(汗)。ストレスを発散させるために甘いものをドカ食いする日も。。
しかし、ケーキなどの洋風のスイーツの食べ過ぎには注意が必要です。バターやクリームなどの乳脂肪の摂り過ぎから便秘になることもあるからです。だから、甘いものが食べたい場合は、なるべくヨーグルトやフルーツ、小豆を使った和菓子などを選んでください。
男性よりも長い女性の腸
男性よりも女性のほうが便秘になりやすいのは、女性の腸の長さにも原因があると言われています。男性よりもやや長いため、排便までの時間が余計にかかってしまうのです。そのため、女性は男性よりも腸内環境を整える努力が必要になります。日頃から野菜中心の食生活を心がけ、十分な量の食物繊維を摂るようにしましょう。
女性特有の生理や妊娠も
詳しくは後述しますが、生理前や妊娠中はホルモンバランスの変化によって、便秘になりやすくなります。女性ホルモンによる便秘では、普段以上に水分補給を心掛けましょう。また、腸のぜんどう運動を刺激するために、冷たい水が便秘に有効な場合もあります。